2017/09/17
親子で初めての六本木ヒルズ。『アートと文化のヒミツ探検ツアー』に行ってきたよ!

プロフィール
森ビルが企画している
『ヒルズ街育プロジェクト』
その中に、参加型のツアーがあります。
ヒルズ街育プロジェクトでは、安全・環境・文化をテーマに、毎年、春から秋にかけ、多彩なプログラムを用意しています。通常は入ることができない六本木ヒルズやアークヒルズ、虎ノ門ヒルズの裏側もご案内します。内容は主に小学生向けとなっており、「レクチャー」「見学」「ワークショップ」で構成される2時間程度のプログラムです。
(ヒルズ街育プロジェクト>ツアーページより)
2017年夏ツアーには、6つのプランがありました。
その2.安全と安心のヒミツ探検ツアー
その3.街づくりのヒミツ探検ツアー
その4.水のヒミツ探検ツアー
その5.アートと文化のヒミツ探検ツアー
その6.littleBitsで街づくり!~みんなのヒルズをつくってみよう~
我が家は、その5.アートと文化のヒミツ探検ツアーに応募して当選!
六本木ヒルズってどこだっけ・・・?
と思いながら、参加してきました。
集合場所がわからない・・・
六本木駅に到着して、六本木ヒルズへ。
開始時間前の10分間に集合場所に集合となっています。
集合場所はスターバックス・コーヒー六本木ヒルズウエストウォークラウンジ店。
それらしきところで待っていましたが・・・
なんか、誰も集合している気配がない。
店員さんに聞いたら、
「ここはウエストウォーク店なんです。
ウエストウォークラウンジ店はエスカレーター降りてすぐになります。」
だって。
え?今、何か違いあった?と、思わず再度確認しちゃいました。ややこしいよね。
おかげさまで無事受付できました。
胸に参加証のシールを貼って、いざ出発!
森ビルって何をやっている会社?
エレベーターで一気に52階まで行き、象のオブジェクトを見上げながらエスカレーターで53階の森美術館へ。
まずはスライドで森ビルの説明。
こういう見学ツアーの冒頭説明って、「そうなんだー」で終わることが多いですが、なかなか興味深い。
森ビルは何をする会社か知っていますか?
“お姉さん”
はい!ビルを作る会社!(← 私の心の声)
“m.r.k”
違いました。正解は、
「街づくりをする会社」
です。
うん、そうですよね・・・。
会社の意義として、手段じゃなく目的ですよね・・・。
森ビルが理想とする街です。
『空と地下を有効に使い、緑を増やす街づくり』
そうですよね、横への広がりが限界にきてそうだし、上下に広げるしかないですよね。
そして、森ビルの都市づくりの3つのテーマが
- 安全・安心
- 環境・緑
- 文化・芸術
です。
安全や環境はピンときますが、ここで文化がくるとは思いませんでした。
文化が成熟した都心には、海外から多くの人々が訪れ、国際的な接触、融合が進みます。(〜中略〜)都市の核となる新しい磁場を創り出しています。
(森ビルの企業情報の3つのテーマの文化・芸術より)
ただ建物を建てるのではなく、その建物・街が世界に与える影響を考えてデザインされているというのは素晴らしいですね。
なんか森ビルに対する印象が、”特になし”から”いいね!”になりました。
この日は、その中の文化について学んでいきます。
六本木ヒルズの文化に対する取り組みのスライドがいくつかあった中で、へぇ〜と感じたのが、
六本木ヒルズの森タワーは鎧をイメージしてデザイン
されていること。
変わった形には意味があったんですね!
六本木ヒルズの文化の象徴ともいえる森美術館。
この日は森美術館を見学しながら『アートと文化のヒミツ探検ツアー』です。
森美術館の特徴は、
- 高層ビルの53階にある。(こんな高層にある美術館は他にはないそうです。)
- 現代アートをコレクション・展示している。
- 展望台を併設している。
- 夜22時まで開館している。
とのことです。
夜22時まで営業している美術館はそうないと思うので、いいですね。
けっこう長かった(約45分くらい?)説明でしたが、流れのテンポも良く、適度に子ども達とのやり取りもあって、興味深く感じたまま終わりました。
森美術館へ、いざ探検ツアー
参加者全員にインカムが配布され、森美術館に入ります。
要所要所でキュレーター(学芸員)の方が説明をしてくれます。
とある東南アジアの国の作品で、紛争後のメッセージが各旗に書かれていて、スピーカーからはメッセージが流れ、手の模型は拍手をイメージして・・・(確かそんな感じ・・・)
というように、すごく丁寧に説明がありました。
ただ、現代アートに触れるのが初めての子ども達は、
ママ。これは作ったんじゃなく、普通に走っていたバイクを置いてるんだよね?それもアートなの?
“子ども”
と。
うん・・・お母さんも美術・芸術には疎いのよ。
何かを模倣したんじゃなく、オリジナルの構造をもってしてるもので、自分で”アートです”と言って、良いと思う他人がいたらアートになる・・・んじゃないかな?
“m.r.k”
間違っていたらごめん、子ども達。
そして、この青い部屋。
大きなクッションが置かれていて、寝転んで映像を見ることができる、部屋全体がアート?です。(すみません、ハテナ付いてて。多分、そう。)
天井を這っているのは、ただのコードに見えるかもしれませんが、実は蛇なんです。
“キュレーター”
教えてもらっても、ただのコードにしか見えない私でしたが、映像の上に飛び出たコードに二つの青い光があり、目だとわかりました。
蛇に見えないこともない・・・かな。
ここは、心を落ち着かせる色のブルーとクッションにより、下手すると居座ってしまう場所になりそうでした。
こちらは日本人アーティストの作品。
定期的に電源が入り、リズム音が流れたり、動いたり(例えば、ギターについているドライバーが回るとか)、光ったりします。
レコード盤に色鉛筆が刺さっていて、その間隔でリズムが決まります。
設計図も作品みたい。(作品だったのかな?)
こうしてツアーが終わりました。
いったん、先ほどのスライドの場所に戻り、感想タイムです。
挙手を求めるキュレーターさんに、シーンとする会場。
指名制となりました。
最初の二人くらいは、「どうだったかな?」に対して、ちょっとモゴモゴ。
はぁ・・・とか、うーん・・・とかで、キュレーターさんも、
どうやら、ちょっと面白くなかったようですね。
“キュレーター”
うーん、私も小学生に現代アートは、正直難しいものがあると感じました。
よっぽど、芸術方面に興味がある子じゃないと。(私も難しかった)
でも、今、面白いか面白くないか、だけじゃなくて、”この年代の時にアートに触れた経験がある”というのが貴重だと思うんですよね。
知らないままでいるよりも、”現代アートというものがある”とか、”なんかよくわからなかったけど、アートって色々なんだ”とか、難しくても記憶の片隅に残ることがいいんじゃないかと思います。
(と言いつつ、アンケートに”現代アートを作ってみる”とかワークがあるとさらに嬉しいと書いてしまった)
でも、感想の最後の一人が、元気に「面白かったです!いろんなアートが観れてよかったです!」と言って、なんとなく和やかに終わりました。
アンケートと引き換えに、本ツアーの修了証書とクリアファイルをいただきました。
ツアーのおまけがすごい
ツアー終了後、胸に貼った参加証シールで、引き続き森美術館を観覧できるとのことでした!
しかも、スカイデッキと展望台があるTOKYO CITY VIEWの入場券にもなるとのこと。
もちろん、全て堪能してまいりました。
まずは、説明とともに駆け抜けた森美術館を、今度はゆっくり観覧。
その後、スカイデッキへ行きました。
スカイデッキは屋上です。
ヘリポートを囲むようにウッドデッキがあり、その上だけを歩いていいとのことです。
ぐるっと一周して終わりですが、二箇所撮影ポイントがありました。
あいにくのお天気でしたが、景色はすっごくよかったです!
そして、展望台に移動しましたが、すでに景色を楽しんでしまったので、ササッとまわって終わりにしてしまいました。
でも、こちらも景色はいいし、カフェもあるし、窓際にテーブルや椅子もあるので、夜景を見ながらデートするにはとてもいい場所だと思います!
夜遅くまで営業してますしね。
最後に、文化の一つとして紹介されていたオブジェ『ママン』を観て帰宅。
蜘蛛のママだそうで、お腹には白い卵を抱えています。
”世界中から人が集まり、新たな情報を紡ぐ場の象徴”らしいです。
ママー、これ、触ってもいいのかな?
“子ども”
え〜、なんか注意書きあるかなぁ・・・
“m.r.k”
ありました。注意書き。
『登らないでください』
うん。
触るのはOKっぽいですね。
登ったツワモノがいるのでしょうか。
まとめ
今回訪ねたのは、こちら。(遊びに行く際はオフィシャルHPをご確認ください)
火以外 10:00~22:00(最終入館 21:30)
火 10:00~17:00
月~木 10:00~23:00(最終入館 22:30)
金土休前日 10:00~25:00(最終入館 24:00)
月~日 11:00~20:00(最終入館 19:30)
なお、入場料は、森美術館(単館:大人1000円、小学生無料)、展望台(大人1800円、小学生600円)、スカイデッキ(大人500円、子ども300円)です。
今回はツアーだったので、これら全て無料で体験させていただきました。
なお、六本木ヒルズでは、森ビル以外の会社の企画したイベントもあります。
こちらは参加費がかかるようですが、いろんな企業が参画しているだけあって、メニューが豊富です。
来年はこれらの抽選もチャレンジしてみようかな。
今回は貴重な体験をありがとうございました!
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